習志野動物医療センター りょう動物病院

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report 症例報告

皮膚のデキモノがツブレました

2017.12.21

「胸のデキモノがツブレました」

ワンちゃんを連れていらっしゃいました。
胸のデキモノは5年前にFNAを行い
「毛包嚢胞、皮内角化上皮腫などの毛基質由来の良性腫瘍の可能性が強い」
とされていたものです。

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破れた皮膚の周りが腫れています。
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毛刈りをして消毒です。
皮膚に穴が開き中のものが見えています。


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中から見えていたものはピンセットで触ると
カチカチ音がする硬い物でした。

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通常、毛包嚢胞などが自壊すると
クリームチーズみたいになった角化物がニョロニョロ絞り出されることが多いです。
また、その周囲がここまで腫れることは多くありません。

周囲の腫れのFNAと傷から出てきたものを病理組織検査に出して
検査結果を待ちます。