習志野動物医療センター りょう動物病院

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report 症例報告

皮膚の肥満細胞腫

2019.09.01

皮膚にイボの出来たワンちゃんが来院されました。

3mm程度の小さなイボですが注射針を用いて細胞診(FNA)を行います。

実はこの患者さん、皮膚の肥満細胞腫を手術で摘出していて
現在はイマチニブという分子標的薬にて抗腫瘍治療を行っています。

肥満細胞腫は特徴的な形態をしているため先ずは院内で鏡検です。
肥満細胞を含め、悪性腫瘍を示唆する細胞や強い炎症像は認められませんでした。

しかし腫瘍の再燃となると治療法の再検討が必要なため
標本を検査センターに送り専門医に診断してもらうことになりました。

獣医師 高橋