習志野動物医療センター りょう動物病院

習志野動物医療センター りょう動物病院

report 症例報告

肥満細胞腫

2018.08.22

今回は、犬の肥満細胞腫について報告します。
犬の肥満細胞腫は、犬の皮膚腫瘍の中で、最も発生頻度の高い腫瘍です。

通院されているワンちゃんの皮膚に肉眼所見で肥満細胞腫を疑うような皮膚腫瘤を確認したため、FNA検査を行いました。
FNA検査とは、注射器の針で腫瘤部位を刺し、針吸引を行い細胞診を行う検査になります。
肥満細胞腫は、今回行ったFNA検査で診断がつく可能性がある腫瘍になります。

今回FNA検査を行い、外注検査を行ったところ、高悪性度の肥満細胞腫と診断され、検査及び治療を行うことになりました。
まずは術前検査及び全身精査で血液検査、バフィーコートの血液塗抹検査、レントゲン検査、腹部超音波検査を実施し、
皮膚の肥満細胞腫以外に、転移を疑うような所見はありませんでした。

本日、全身のCT検査及びマージンを確保した皮膚の肥満細胞腫の摘出手術を実施しました。

摘出した肥満細胞腫は、病理検査に送り、同時にc-kit遺伝子検査をして頂き、現在結果待ちになります。