習志野動物医療センター りょう動物病院

習志野動物医療センター りょう動物病院

report 症例報告

クッシング症候群

2017.12.08

副腎皮質機能亢進症と同義語。

副腎皮質から分泌されるホルモン(グルココルチコイド)の過剰により様々な症状が現れます。

・多飲/多尿
・多食
・皮膚病
・筋肉の委縮
・甲状腺機能低下症の併発
・糖尿病の併発
など



腹部の皮膚の菲薄化が認められます。



体幹部の脱毛と石灰沈着が認められます。
既に治療をしているので石灰(カルシウム)が皮膚から排出されてきています。



貝殻のような石灰の下はまだ皮膚が再生途中です。