鉄欠乏性貧血
2017.12.21
鉄欠乏性貧血は、消化管や泌尿器、生殖器からの慢性的な貧血や稀ですが 食事中の鉄分の不足によりヘモグロビン合成が低下し、 赤血球の元である赤芽球が成熟分化出来ずに破壊されてしまう為に起こる貧血です。 他にも、多数のノミが寄生し吸血することや鈎虫症などの寄生虫によっても引き起こされます。 この鉄欠乏性貧血では血液を顕微鏡で覗くと菲薄赤血球や標的赤血球が見られます。 治療法としては、出血があればその原因の除去、鉄剤を投与して不足している鉄分を補う治療を行います。