習志野動物医療センター りょう動物病院

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report 症例報告

誤食 猫ちゃんの場合

2022.04.06

リボンが見つからないから食べてしまったかも

猫ちゃんの来院です

お子さんのバッグについていたマスコット人形が無くなってしまったそうです

日ごろから興味津々だったとか

レントゲンで胃の中にフードは確認できましたが異物はわかりません

エコー検査でも同様です

催吐を試みます

お薬を使って吐かせてみることです

ただ、ワンちゃんよりも猫ちゃんのが吐きづらい傾向にあります

 

血管に点滴の管を取って静脈注射を1本

猫ちゃんには更に皮下注射を1本

 

皮下注射には鎮静効果があるので寝てしまうまでに吐くかが勝負です

 

無事に吐いてくれました

確実に食べてしまっている時や危険な物を食べてしまった可能性がある時に

吐いてくれなかった時はそのまま麻酔をかけて内視鏡での異物除去になることもあります

無事に吐いてくれたので鎮静剤の拮抗薬を使い目が覚めたところで退院です

獣医師 高橋