習志野動物医療センター りょう動物病院

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report 症例報告

糖尿病

2022.11.24

今回は糖尿病の7歳のわんちゃんです。
少し前から飲水量が増え、排尿の回数も増えたとの主訴でご来院されました。
その他には体調問題なく、食欲元気は問題なし。
全身精査をすると、血糖値が高く、尿糖も出ており、他の検査の結果から糖尿病と診断。
尿検査で、ケトン体も出ており、食欲も低下し、消化器症状も出ており、そのまま入院治療で対症療法およびインスリン治療を開始。
入院治療で状態は改善してきております。
当院では血糖値の確認の為、人で使用しているリブレセンサーというのを使用しております。
一回センサーを入れるとそのセンサーの使用期限は2週間なのですが、その間はリーダーという読み込む機械を近づけると自動で血糖値を読み込んでくれます。
そのセンサーのおかげで毎回採血をしなければいけなかったものが、採血を実施せずに血糖値を確認することができ、ワンちゃんネコちゃんに対するストレスが軽減できます。あわせて、だれでも血糖値を確認することができます。

 ←リブレセンサー

引き続き入院治療を行っていき、インスリン治療を実施していきます。

獣医師 田中