習志野動物医療センター りょう動物病院

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report 症例報告

椎間板ヘルニア(①鍼治療)

2020.10.31

今回の症例は椎間板ヘルニアの10歳8カ月のミニチュアダックスフンドです。

この症例は椎間板ヘルニアを発症し後肢の麻痺が認められたため手術を行いました。

術後の補助的な治療として鍼治療をおこなっています。

鍼治療は中医学に基づいた治療法で、体の中を流れる気を整えることを目的とします。

椎間板ヘルニアで後肢麻痺がある症例では、上半身に気がたまり、下半身に気が足りていないと考えます。

そのため上半身の気を瀉して下半身に気を補うように鍼を行います。

その子に合わせたツボに鍼をします

 

 

 

 

 

 

この症例では手術後にリハビリと鍼治療、お灸、低周波パルス療法のための通院を継続して、徐々に後肢の麻痺の改善が見られています。

 

獣医師 後藤