ならしの動物医療センター

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report 症例報告

骨髄穿刺

2024.04.12

今回は骨髄穿刺についてです。

骨髄検査は、血球の異常な増加や減少、血液中の異常細胞の出現や形態異常などが見られた際に、骨髄穿刺を行い骨髄検査を実施します。

骨髄が正常に赤血球や白血球、血小板を作っているのか、成熟や分化の異常がないか、異常細胞が出ていないかなどを確認し、骨髄に異常が起きていないかどうかその原因を探る検査になります。

全身麻酔下で行う検査です。

下の写真は、上腕骨と呼ばれる前肢にある骨に骨髄針というものを刺し、骨髄液を採取しております。

  

採取した骨髄液で塗抹標本を作製し、異常がないかどうかを確認します。

獣医師 田中