習志野動物医療センター りょう動物病院

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report 症例報告

腹腔鏡手術(避妊手術)

2018.07.13

本日の症例報告は、腹腔鏡システムを用いた避妊手術についてです。

当院では、腹腔鏡システムを導入して、現在腹腔鏡を用いての避妊手術を行っております。

今回は、5カ月齢のボーダーコリーの避妊手術を行いました。

腹腔鏡を用いての避妊手術のメリットとしては、まず傷口が小さいという事です。

通常の開腹での避妊手術では、大きくお腹の中心を切開しなければいけないのですが、

腹腔鏡では、小さい傷口(大体5mm程度の傷)が3か所で手術が出来ます。

その分、ワンちゃんネコちゃんの痛みや侵襲性は少なく済むというのが一番のメリットだと思います。

 

 

 

 

 

実際の、腹腔鏡手術後の傷口です。

 

開腹しない分、体の臓器が外気に触れないので、胃腸に対する負担も少なく、卵巣も無理に引っ張ったりしないので、痛みも少ないです。