ならしの動物医療センター

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report 症例報告

猫ちゃんの健康診断

2025.09.20

今年も検査センターさんの秋の検診キャンペーンに合わせて

猫ちゃんの健康診断が始まります。

 

コースは3つ

基本の血液検査であるベーシックコース

高齢期に多い甲状腺疾患や糖尿病の検査を含めたシルバーコース

尿検査と糞便検査を加えた充実のゴールドコース

 

ベーシックコースの血液検査は

貧血などの血液一般検査11項目とタンパク量、肝臓、腎臓、膵臓、脂質などの化学検査が16項目からなります。

健康なうちから定期的な血液検査をすることでそれぞれの猫ちゃんの基準値を把握することができます。

また症状が外に出る前の病気の早期発見につながります。

 

シルバーコースはそれに

甲状腺ホルモン、糖化アルブミン(糖尿病の検査)、SAA(血清アミロイドA:炎症マーカー)が追加されます。

 

ゴールドコースはシルバーコースに

尿検査(比重、尿試験紙、尿たんぱく/クレアチニン比)と糞便検査を追加したものです。

腎臓病の初期では血液検査に異常がなくてもすでに尿の正常に異常が認められることがあります。

 

若く健康な猫ちゃんにはベーシックコース

シニア期に入った猫ちゃんや前の検査で異常の認められた猫ちゃんにはゴールドコースがお奨めです。

 

いずれのコースも同等の検査を普段院内で行う料金の3分の1程度の料金で行わせていただいております。

 

獣医師 高橋