潜在精巣
2025.10.11
本日の症例は睾丸(精巣)が片方しか触知できない猫ちゃんです。
超音波検査検査と入念な触診をすると、精巣と思われるものが 鼠径部の皮下にあることがわかりました。
腹腔内に認めることもあり、その場合は開腹手術となります。
また、潜在精巣は将来腫瘍化リスクが増すといわれているため、病気予防の観点からも
去勢手術の必要性が増します。
多くの場合潜在精巣側の精巣は委縮しています。(この場合は右側)
獣医師 古田


