「EtCO₂を本気で考えてみる」Webセミナー 三木悠矢先生
2025.10.22
看護師さん向けのセミナーでしたが視聴参加しました。

麻酔中にモニタリングする項目はいくつかあります。
心拍数や呼吸数、血圧、麻酔濃度などは分かりやすいモニタリング項目だと思います。
SpO₂も今はご存知の方が多いかと思います。
酸素飽和度のことでパルスオキシメータで測定する例のヤツです。
赤血球がどれくらい酸素と結合しているか、言ってみれば体の隅々まで酸素が行き届いているかをモニターしてます。
ではEtCO₂はご存知でしょうか?
呼気終末二酸化炭素分圧(end-tidal carbon dioxide tension)の意味です。
吐き出した息の最後の部分に含まれる二酸化炭素分圧でカプノメーターを使って測定します。
呼気終末二酸化炭素分圧≒動脈血二酸化炭素分圧ですので、要は血液の中にどれくらい二酸化炭素が溶け込んでるかを測定しています。
二酸化炭素は細胞が活動すると造られます。
EtCO2を測定することで
肺が呼吸しているか?
血液は流れているか?
細胞は呼吸しているか?
を観ることができるのです。
分かっていたのですが看護師さんに訊かれると上手く説明できない。。。
てことは解ってないんですね。。。。
セミナーに参加して学びなおしができました。

獣医師 高橋
